巻14−3477  相聞  作者: 不詳


  
項目 内容
原文 安都麻道乃 手児乃欲婢佐可 古要弖伊奈婆 安礼波古非牟奈 能知波安比奴登母
訓読 東道の 手児の呼坂 越えて去なば 我れは恋ひむな 後は逢ぬとも
仮名 あづまぢの てごのよびさか こえていなば あれはこひむな のちはあひぬとも
参考

東道:今の東海道
手児の呼坂:未詳


二口解釈
・東道の 手児の呼坂を 君越え行かば 恋しく思う 後で会うとも


・東道を 君越え行けば 恋いしけり