巻14−3481 相聞 作者: 柿本人麻呂歌集
項目 内容 原文 安利伎奴乃 佐恵々々之豆美 伊敝能伊母尓 毛乃伊波受伎尓弖 於毛比具流之母 訓読 あり衣の さゑさゑしづみ 家の妹に 物言はず来にて 思ひ苦しも 仮名 ありきぬの さゑさゑしづみ いへのいもに ものいはずきにて おもひぐるしも 参考
・さゑさゑしづみ:語義未詳。衣擦れの音
二口解釈
・衣の音 さえさえしずみ 家の妻に 言わず旅に出て 心苦しき
・妻に言わず 旅に出てきて 心苦しく
他