巻14−3497  相聞   作者: 東歌


  
項目 内容
原文 可波加美能 祢自路多可我夜 安也尓阿夜尓 左宿佐寝弖許曽 己登尓弖尓思可
訓読 川上の 根白高萱 あやにあやに さ寝さ寝てこそ 言に出にしか
仮名 かはかみの ねじろたかがや あやにあやに さねさねてこそ ことにでにしか
参考




二口解釈
・根の白い 萱のように 怪しくも 寝を重ねればこそ 噂となりし


・気も怪に 度々寝てこそ 噂出る