巻14−3521  相聞  作者: 不詳


  
項目 内容
原文 可良須等布 於保乎曾杼里能 麻左弖尓毛 伎麻左奴伎美乎 許呂久等曾奈久
訓読 烏とふ 大軽率鳥の 真実にも 来まさぬ君を 児ろ来とそ鳴く
仮名 からすとふ おほをそとりの まさでにも きまさぬきみを ころくとそなく
参考

児ろ来:ころく。カラスの鳴き声。


二口解釈
・カラスという 軽率鳥が 本当は 来ない貴方を 来ると鳴いてる


・来ない君を 来ると鳴いてる 軽率鳥