巻14−3557   相聞   作者: 東歌


  
項目 内容
原文 奈夜麻思家 比登都麻可母与 許具布祢能 和須礼波勢奈那 伊夜母比麻須尓
訓読 悩ましけ 人妻かもよ 漕ぐ舟の 忘れはせなな いや思ひ増すに
仮名 なやましけ ひとづまかもよ こぐふねの わすれはせなな いやもひますに
参考




二口解釈
・悩ましき 人妻なりき 船去るように 忘ることなく 思い増すのみ


・人妻や 思いはつのる 悩ましく