巻14−3569  相聞  作者: 東歌・防人


  
項目 内容
原文 佐伎母理尓 多知之安佐気乃 可奈刀デ尓 手婆奈礼乎思美 奈吉思児良婆母
訓読 防人に 立ちし朝明の 金門出に 手放れ惜しみ 泣きし子らはも
仮名 さきもりに たちしあさけの かなとでに たばなれをしみ なきしこらはも
参考




二口解釈
・防人に 立つ朝明けの 門出にて 別れを惜しみ 泣いた妹子よ


・防人の 門出の朝に 泣く妹子