巻14−3570  防人の歌  作者: 防人


  
項目 内容
原文 安之能葉尓 由布宜里多知弖 可母我鳴乃 左牟伎由布敝思 奈乎波思努波牟
訓読 葦の葉に 夕霧立ちて 鴨が音の 寒き夕し 汝をは偲はむ
仮名 あしのはに ゆふぎりたちて かもがねの さむきゆふへし なをはしのはむ
参考




二口解釈
・葦の葉に 夕霧立ちて 寒い日に 鴨の音聞くと 君を思ほゆ


・夕霧や 鴨の音聞きて 君思う