巻15−3652  遣新羅使  作者: 不詳


  
項目 内容
原文 之賀能安麻能 一日毛於知受 也久之保能 可良伎孤悲乎母 安礼波須流香母
訓読 志賀の海人の 一日もおちず 焼く塩の 辛き恋をも 我れはするかも
仮名 しかのあまの ひとひもおちず やくしほの からきこひをも あれはするかも 
参考

・筑紫の館に着いて遥かに故郷を望み、悲しんで作る歌。


二口解釈
・一日も 欠かさずに焼く 塩のように 辛い恋をも 我はするかも


・辛い恋 我はするかも 塩のように