巻１５−３７３３ 　　贈答歌　　　作者： 中臣宅守

　　

項目	内容
原文	和伎毛故我　可多美能許呂母　奈可里世婆　奈尓毛能母弖加　伊能知都我麻之
訓読	我妹子が　形見の衣　なかりせば　何物もてか　命継がまし
仮名	わぎもこが　かたみのころも　なかりせば　なにものもてか　いのちつがまし
参考	・中臣宅守の狭野弟上娘子に贈る歌。
二口解釈	・何のため　我は生き行く　我妻の　形見の衣　もしないならば ・我妻の　形見の服や　命綱
他