巻16−3792 雑歌  作者:不詳


  
項目 内容
原文 死者木苑 相不見在目 生而在者 白髪子等丹 不生在目八方
訓読 死なばこそ 相見ずあらめ 生きてあらば 白髪児らに 生ひざらめやも
仮名 しなばこそ あひみずあらめ いきてあらば しろかみこらに おひざらめやも
参考

・巻16-3791の反歌


二口解釈
・死んでしまったなら見ることもないだろうが、生きていたなら子供たちも年を取って白髪が生えずにいないだろう。


・子どもたち 老ければ生える 白髪かな