巻16−3816 雑歌 作者:穂積親王
項目 内容 原文 家尓有之 櫃尓カ刺 蔵而師 恋乃奴之 束見懸而 訓読 家にある 櫃に鍵刺し 蔵めてし 恋の奴の つかみかかりて 仮名 いへにある ひつにかぎさし をさめてし こひのやつこの つかみかかりて 参考
・穂積親王が宴の日には酒がたけなわになる時に好んで歌っていつももてはやした歌である。
二口解釈
・家にある櫃に鍵をかけて中に閉じ込めておいた恋の奴が、つかみかかって来る。
・閉じ込めても 襲いてかかる 恋のやつ
他