巻16−3820 雑歌 作者:小鯛王
項目 内容 原文 夕附日 指哉河辺尓 構屋之 形乎宜美 諾所因来 訓読 夕づく日 さすや川辺に 構る屋の 形を宜しみ 諾よそりけり 仮名 ゆふづくひ さすやかはへに つくるやの かたをよろしみ うべよそりけり 参考
・小鯛王(コダヒノオオキミ)、宴の席で琴を取ればまずこの歌を吟詠したという。
二口解釈
・川辺に建っている小屋がある、夕日がさして小屋が浮き上がる形が良いので、その小屋に皆が引き寄せられるのは当然だ
・人集う 夕日のあたる 川の小屋
他