巻16−3849  雑歌   作者: 不詳


  
項目 内容
原文 生死之 二海乎 厭見 潮干乃山乎 之努比鶴鴨
訓読 生死の 二つの海を 厭はしみ 汐干の山を しのひつるかも
仮名 いきしにの ふたつのうみを いとはしみ しほひのやまを しのひつるかも
参考

・世の中の無常を厭う歌


二口解釈
・生きることと死ぬことの二つの海が厭わしい、海の無い汐の干された山が欲しいものだ


・生死にを 厭うて願う 浄土かな

キーワード
仏教


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