巻16−3863 雑歌 作者:山上憶良
項目 内容 原文 荒雄良我 去尓之日従 志賀乃安麻乃 大浦田沼者 不楽有 訓読 荒雄らが 行きにし日より 志賀の海人の 大浦田沼は さぶしくもあるか 仮名 あらをらが ゆきにしひより しかのあまの おほうらたぬは さぶしくもあるか 参考
・筑前の国、志賀(福岡県粕屋郡志賀町志賀島)の白水郷の歌
・大浦田沼:沼地があった地名
二口解釈
・荒雄が出かけていなくなってから志賀の漁師が住む大浦田沼はの地は寂しくなった。
・荒雄行き 寂しくなりき 大浦田沼
キーワード
別れの歌、寂しさを歌う歌
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