巻16−3869 雑歌 作者:山上憶良
項目 内容 原文 大船尓 小船引副 可豆久登毛 志賀乃荒雄尓 潜将相八方 訓読 大船に 小船引き添へ 潜くとも 志賀の荒雄に 潜き逢はめやも 仮名 おほぶねに をぶねひきそへ かづくとも しかのあらをに かづきあはめやも 参考
・筑前の国、志賀(福岡県粕屋郡志賀町志賀島)の白水郷の歌
二口解釈
・遭難した志賀の荒雄を探すために、大船に小船を添えて海底に潜ってまで探したとしても、荒雄に逢うことは出来ないだろう。
・船出して 潜り探すも 見つからじ
キーワード
別れの歌
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