巻16−3873 雑歌 作者: 不詳
項目 内容 原文 吾門尓 千鳥数鳴 起余々々 我一夜妻 人尓所知名 訓読 我が門に 千鳥しば鳴く 起きよ起きよ 我が一夜夫 人に知らゆな 仮名 わがかどに ちとりしばなく おきよおきよ わがひとよづま ひとにしらゆな 参考
二口解釈
・私の家の門で千鳥がしきりに鳴いている、まるで私の所に通ってくる一夜夫に、人に知られないように早く起きろと言っているようだ。
・千鳥来て 起きろ鳴くよ 一夜夫
キーワード
愛の歌、女性の歌
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