巻１７−３９１５　　 　作者： 山部赤人

　　

項目	内容
原文	安之比奇能　山谷古延テ　野豆加佐尓　今者鳴良武　宇具比須乃許恵
訓読	あしひきの　山谷越えて　野づかさに　今は鳴くらむ　鶯の声
仮名	あしひきの　やまたにこえて　のづかさに　いまはなくらむ　うぐひすのこゑ
参考	・山部赤人が春の鶯を詠む。
二口解釈	・今頃は鳴いているだろう鶯の声よ、山や谷を越えて来て野の高いところで鳴いているのだろう。 ・鶯や　山谷越えて　鳴きにけり
キーワード	鶯の歌、春の歌

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