巻17−3951 雑歌   作者: 秦八千島


  
項目 内容
原文 日晩之乃 奈吉奴流登吉波 乎美奈敝之 佐伎多流野辺乎 遊吉追都見倍之
訓読 ひぐらしの 鳴きぬる時は 女郎花 咲きたる野辺を 行きつつ見べし
仮名 ひぐらしの なきぬるときは をみなへし さきたるのへを ゆきつつみべし
参考

二口解釈
・ひぐらしの 鳴く音さびしく やりきれず 女郎花見て 慰めるべし


・ひぐらしが 鳴けば野に行き 女郎花