巻17−3979   雑歌   作者: 大伴家持


  
項目 内容
原文 安良多麻 登之可敝流麻泥 安比見祢婆 許己呂毛之努尓 於母保由流香聞
訓読 あらたまの 年かへるまで 相見ねば 心もしのに 思ほゆるかも
仮名 あらたまの としかへるまで あひみねば こころもしのに おもほゆるかも
参考
・天平19年3月20日の夜、急に恋の心を起こして作った歌



二口解釈
・新しく 年変わるまで 会えずして 心の隅まで 妻を思うる


・妻思う 年変るまで 会えず故