巻17−3987    作者: 大伴家持


  
項目 内容
原文 多麻久之気 敷多我美也麻尓 鳴鳥能 許恵乃孤悲思吉 登岐波伎尓家里
訓読 玉櫛笥 二上山に 鳴く鳥の 声の恋しき 時は来にけり
仮名 たまくしげ ふたがみやまに なくとりの こゑのこひしき ときはきにけり
参考 玉櫛笥:枕言葉
・3月30日大伴家持が興により作る。

二口解釈
・二上山で鳴く鳥の鳴き声が恋しい季節になってきた。


・鳴く鳥の 声の恋しき 季節かな


キーワード
鳥の歌、春の歌、天平19年、富山県


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