巻18−4074  雑歌   作者: 大伴池主


  
項目 内容
原文 桜花 今曾盛等 雖人云 我佐不之毛 支美止之不在者
訓読 桜花 今そ盛りと 人は言へど 我れはさぶしも 君としあらねば
仮名 さくらばな いまぞさかりと ひとはいへど われはさぶしも きみとしあらねば
参考
・物に属けて思いを発して。

二口解釈
・桜の花が今こそ盛りだと人は言うが、私は貴方と一緒ではないので寂しい。


・花咲けど 我はさびしも 君が居ず


キーワード
桜の歌、春の歌、恋の歌、天平20年


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