巻18−4114   雑歌   作者: 大伴家持


  
項目 内容
原文 奈泥之故我 花見流其等尓 乎登女良我 恵末比能尓保比 於母保由流可母
訓読 なでしこが 花見るごとに 少女らが 笑まひのにほひ 思ほゆるかも
仮名 なでしこが はなみるごとに をとめらが ゑまひのにほひ おもほゆるかも
参考
・少女:ここで乙女とは妻の坂上大嬢を指す。


二口解釈
・なでしこの花を見るたびに妻の大伴坂上大嬢の笑う美しさが思い出されるものだ。


・花を見るたび妻を思い出す

キーワード
天平感宝1年、5月、妻の歌、花の歌、富山県、


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