巻18−4123   雑歌   作者: 大伴家持


  
項目 内容
原文 許能美由流 久毛保妣許里弖 等能具毛理 安米毛布良奴可 己許呂太良比尓
訓読 この見ゆる 雲ほびこりて との曇り 雨も降らぬか 心足らひに
仮名 このみゆる くもほびこりて とのくもり あめもふらぬか こころだらひに
参考


二口解釈
・今、ここに見えている雲が一面に広がって空が曇り、心が満足するほどに雨が降らないものか。


・空曇り 雨は降らぬか 心足るまで


キーワード
雲の歌、雨の歌、天平感宝1年、6月、富山県、高岡市


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