巻19−4146 作者: 大伴家持


  
項目 内容
原文 夜具多知尓 寝覚而居者 河瀬尋 情毛之努尓 鳴知等理賀毛
訓読 夜ぐたちに 寝覚めて居れば 川瀬尋め 心もしのに 鳴く千鳥かも
仮名 よぐたちに ねざめてをれば かはせとめ こころもしのに なくちどりかも
参考
・夜の内に千鳥の鳴くのを聞く歌。


二口解釈
・夜更けを過ぎて眠れずにいると、川の浅瀬を求めて心がしおれるほどに千鳥が鳴いている。


・川の瀬や 千鳥しば鳴く 夜更け過ぎ


キーワード
川の瀬の歌、千鳥の歌、夜更けの歌、春の歌、天平勝宝2年、3月、富山県、高岡市


万葉集のページ<