巻19−4149    作者: 大伴家持


  
項目 内容
原文 足引之 八峯之雉 鳴響 朝開之霞 見者可奈之母
訓読 あしひきの 八峰の雉 鳴き響む 朝明の霞 見ればかなしも
仮名 あしひきの やつをのきぎし なきとよむ あさけのかすみ みればかなしも
参考
・暁に鳴く雉を聞く歌。


二口解釈
・数多くの嶺でむ雉が盛んに鳴いている中の朝明けの霧を見ると悲しくなる


・雉鳴きて もの悲しいけり 朝の霧


キーワード
雉の歌、朝霧の歌、天平勝宝2年、3月2日


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