巻19−4150   雑歌   作者: 大伴家持


  
項目 内容
原文 朝床尓 聞者遥之 射水河 朝己芸思都追 唱船人
訓読 朝床に 聞けば遥けし 射水川 朝漕ぎしつつ 歌ふ舟人
仮名 あさとこに きけばはるけし いみづかは あさこぎしつつ うたふふなびと
参考
・遥かに川を遡る船人の歌を遥かに聞く歌。


二口解釈
・朝床の中にいると射水川で船を漕ぎながら歌う船人の歌が遥か遠くに聞こえて来る。


・朝漕ぎの 船人歌う 射水川


キーワード
船人の歌、川の歌、朝の歌、天平勝宝2年、3月、富山県、高岡市


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