巻19−4186  雑歌   作者:大伴家持


  
項目 内容
原文 山吹乎 屋戸尓殖弖波 見其等尓 念者不止 恋己曽益礼
訓読 山吹を 宿に植ゑては 見るごとに 思ひは止まず 恋こそまされ
仮名 やまぶきを やどにうゑては みるごとに おもひはやまず こひこそまされ
参考



二口解釈
・山吹の花を家の戸口に植えてそれを観る度に返って恋しさが勝り物思いが止まないものだ。


・山吹の花を見るたびに物思いが勝る


キーワード
恋の歌、天平勝宝2年、4月


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