巻19−4197  雑歌   作者:大伴家持


  
項目 内容
原文 妹尓似 草等見之欲里 吾標之 野辺之山吹 誰可手乎里之
訓読 妹に似る 草と見しより 我が標し 野辺の山吹 誰れか手折りし
仮名 いもににる くさとみしより わがしめし のへのやまぶき たれかたをりし 
参考



二口解釈
・私の妻に似ている草だと思ったので印をつけて取られないようにした野辺の山吹を、誰が手で折ってしまったのだろう。


・妻に似た山吹を誰が手折った


キーワード
恋の歌、山吹の歌、天平勝宝2、年4月、留女女郎(大伴家持妹)


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