巻19−4217 作者: 大伴家持
項目 内容 原文 宇能花乎 令腐霖雨之 始水尓 縁木積成 将因児毛我母 訓読 卯の花を 腐す長雨の 水始に 寄るこつみなす 寄らむ子もがも 仮名 うのはなを くたすながめの みづはなに よるこつみなす よらむこもがも 参考
・長雨の晴れる日に作る歌。
・こつみ:木のくず
二口解釈
・卯の花が腐るほどに降る長雨の流れの先頭に寄り集まる木屑のように、娘達が寄って来ないものか。
・長雨や 娘寄らぬか 水に乗り
キーワード
雨の歌、卯の花の歌、天平勝宝2年、5月、富山県、高岡市
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