巻19−4229   雑歌   作者: 大伴家持


  
項目 内容
原文 新 年之初者 弥年尓 雪踏平之 常如此尓毛我
訓読 新しき 年の初めは いや年に 雪踏み平し 常かくにもが
仮名 あらたしき としのはじめは いやとしに ゆきふみならし つねかくにもが
参考

・天平勝宝3年1月2日、大伴家持の館で宴を行った。この年降る雪特に多く、4尺あった。


二口解釈
・幾年も 年の初めは かくの如 雪踏みならし 皆で集わん


・年始め 雪踏みならし 宴せむ