巻19−4291    作者: 大伴家持


  
項目 内容
原文 和我屋度能 伊佐左村竹 布久風能 於等能可蘇気伎 許能由布敝可母
訓読 我が屋戸の いささ群竹 吹く風の 音のかそけき この夕かも
仮名 わがやどの いささむらたけ ふくかぜの おとのかそけき このゆふべかも
参考


二口解釈
・私の家に生える小さな竹林に吹く風の音が、ほんの僅かに聞こえるこの夕べである。


・竹やぶに 吹く風わずかな 夕べかな


キーワード
,天平勝宝5年、2月、風の歌、竹の歌


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