巻19−4490   雑歌   作者: 大伴家持


  
項目 内容
原文 安良多末能 等之由伎我敝理 波流多々婆 末豆和我夜度尓 宇具比須波奈家
訓読 あらたまの 年行き返り 春立たば まづ我が宿に 鴬は鳴け
仮名 あらたまの としゆきがへり はるたたば まづわがやどに うぐひすはなけ
参考



二口解釈
・年かわり 春になりせば 我が家に まず来て鳴けや 春の鴬


・春になれば まずは我家で 鴬よ鳴け