巻20−4322    作者: 防人部


  
項目 内容
原文 和我都麻波 伊多久古非良之 乃牟美豆尓 加其佐倍美曳弖 余尓和須良礼受
訓読 我が妻は いたく恋ひらし 飲む水に 影さへ見えて よに忘られず
仮名 わがつまは いたくこひらし のむみづに かごさへみえて よにわすられず
参考
・右一首、主帳丁麁玉郡若倭部身麻呂。


二口解釈
・私の妻はひどく私に恋しているようだ、飲む水に影が見えてとても忘れることが出来ない。


・飲む水に 影まで写る 遠い妻


キーワード
防人の歌、恋の歌、2月、妻を思う歌、


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