巻20−4327    作者: 長下郡 物部古麻呂


  
項目 内容
原文 和我都麻母 畫尓可伎等良無 伊豆麻母加 多妣由久阿礼波 美都々志努波牟
訓読 我が妻も 絵に描き取らむ 暇もが 旅行く我れは 見つつしのはむ
仮名 わがつまも ゑにかきとらむ いつまもが たびゆくあれは みつつしのはむ
参考



二口解釈
・私の妻を絵に書き取る時間があれば、妻を絵に描き旅に行く私はそれを見ては偲ぶものを


・絵を見て妻を偲びたい


キーワード
妻の歌、絵の歌、旅の歌、防人の歌


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