巻20−4334 作者: 大伴家持
項目 内容 原文 海原乎 等保久和多里弖 等之布等母 児良我牟須敝流 比毛等久奈由米 訓読 海原を 遠く渡りて 年経とも 子らが結べる 紐解くなゆめ 仮名 うなはらを とほくわたりて としふとも こらがむすべる ひもとくなゆめ 参考
二口解釈
・海原を遠く渡ってきて年月が経とうとも、妻が結んでいる紐は決してほどいてはならない。
・年月が経とうとも紐を解いてはいけない
キーワード
妻を思う歌、天平勝宝7年、2月、防人の歌
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