巻20−4352     作者: 防人  丈部鳥


  
項目 内容
原文 美知乃倍乃 宇万良能宇礼尓 波保麻米乃 可良麻流伎美乎 波可礼加由加牟
訓読 道の辺の 茨の末に 這ほ豆の からまる君を 別れか行かむ
仮名 みちのへの うまらのうれに はほまめの からまるきみを はかれかゆかむ 
参考



二口解釈
・道端に生えている茨の先にまとわり着いている豆のように絡みつく君は別れて行くことであろうか。

・絡みつく君も別れて行くのだろうか


キーワード
天平勝宝7年、2月、恋の歌、別れの歌、防人の歌


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