巻20−4357 作者: 防人 刑部直千国
項目 内容 原文 阿之可伎能 久麻刀尓多知弖 和芸毛古我 蘇弖母志保々尓 奈伎志曽母波由 訓読 葦垣の 隈処に立ちて 吾妹子が 袖もしほほに 泣きしそ思はゆ 仮名 あしかきの くまとにたちて わぎもこが そでもしほほに なきしぞもはゆ 参考
二口解釈
・私の妻が葦で組んだ垣根の片隅に立って袖がしっぽりと濡れるほど泣いていたのを思い出す。
・妻が別れに物陰で泣いていた
キーワード
恋の歌、妻を思う歌、天平勝宝7年、2月
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