巻20−4358    作者: 防人 物部竜


  
項目 内容
原文 於保伎美乃 美許等加志古美 伊弖久礼婆 和努等里都伎弖 伊比之古奈波毛
訓読 大君の 命かしこみ 出で来れば 吾ぬ取り着きて 言ひし子なはも
仮名 おほきみの みことかしこみ いでくれば わのとりつきて いひしこなはも 
参考



二口解釈
・大君の畏れ多い命令により家を出て来ると、私に取り付いていろいろ言ったあの娘はどうしているか。


・私に取り付いて種種言ったあの子は・・


キーワード
恋の歌、妻を思う歌、天平勝宝7年、2月


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