巻20−4427    作者: 防人部


  
項目 内容
原文 伊波乃伊毛呂 和乎之乃布良之 麻由須比尓 由須比之比毛乃 登久良久毛倍婆
訓読 家の妹ろ 我を偲ふらし 真結ひに 結ひし紐の 解くらく思へば
仮名 いはのいもろ わをしのふらし まゆすひに ゆすひしひもの とくらくもへばあしひきの やまにおひたる すがのねの ねもころみまく ほしききみかも 
参考



二口解釈
・真結びに結んだ紐が解けたことを思うと、家に残した妻は私のことを偲んでいるようだ。


・妻が私を偲んでいるようだ


キーワード
天平勝宝7年、2月、妻を詠う歌


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