巻20−4439  相聞   作者:大伴石川郎女


  
項目 内容
原文 麻都我延乃 都知尓都久麻デ 布流由伎乎 美受弖也伊毛我 許母里乎流良牟
訓読 松が枝の 土に着くまで 降る雪を 見ずてや妹が 籠り居るらむ
仮名 まつがえの つちにつくまで ふるゆきを みずてやいもが こもりをるらむ 
参考
・病気の水主内親王を見舞う為に雪を題とした歌を贈ることとなり詠んだ歌。


二口解釈
・重みで松の枝が地面に着かせるほどに降る雪を見ずにあなたは籠っているのだろうか。


・大雪を見ずに貴方は籠っていられる


キーワード
雪の歌、お見舞いの歌、


万葉集のページ<