巻20−4467    作者: 大伴家持


  
項目 内容
原文 都流芸多知 伊与余刀具倍之 伊尓之敝由 佐夜気久於比弖 伎尓之曽乃名曽
訓読 剣太刀 いよよ磨ぐべし 古ゆ 清けく負ひて 来にしその名そ
仮名 つるぎたち いよよとぐべし いにしへゆ さやけくおひて きにしそのなそ 
参考

・この歌は淡海真人三船の讒言によって出雲守大伴古慈斐宿祢が解任された。是を以って大伴家持がこの歌を作る。


二口解釈
・剣も刀もいよいよ研ぐべきである。古の昔から清かに保ってきたこの名である。


・この名は古より清かに保ってきた


キーワード
一族の歌、天平勝宝8年、6月


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