巻20−4491 作者: 石川女郎
項目 内容 原文 於保吉宇美能 美奈曽己布可久 於毛比都々 毛婢伎奈良之思 須我波良能佐刀 訓読 大き海の 水底深く 思ひつつ 裳引き平しし 菅原の里 仮名 おほきうみの みなそこふかく おもひつつ もびきならしし すがはらのさと 参考
・この歌は藤原宿奈麻呂朝臣の妻、石川女郎が愛が薄れ、離別されて悲しんで作る歌
二口解釈
・大きい海の水底のように心に深く思って服の裾を引き、道が平らになるまで通った菅原の里である。
・道が平らになるまで通った道だ
キーワード
恋の歌、菅の木の歌
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