巻20−4500   作者: 市原王


  
項目 内容
原文 宇梅能波奈 香乎加具波之美 等保家杼母 己許呂母之努尓 伎美乎之曾於毛布
訓読 梅の花 香をかぐはしみ 遠けども 心もしのに 君をしそ思ふ
仮名 うめのはな かをかぐはしみ とほけども こころもしのに きみをしそおもふ 
参考



二口解釈
・梅の花の香のように芳しい貴方を、遠くにいても心がしおれるほどに慕っている。


・心が萎れるほど貴方を慕う


キーワード
恋の歌、梅の花、天平宝字2年、2月


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