巻20−4512    作者: 大伴家持


  
項目 内容
原文 伊気美豆尓 可気左倍見要テ 佐伎尓保布 安之婢乃波奈乎 蘇弖尓古伎礼奈
訓読 池水に 影さへ見えて 咲きにほふ 馬酔木の花を 袖に扱入れな
仮名 いけみづに かげさへみえて さきにほふ あしびのはなを そでにこきれな
参考



二口解釈
・池の水に影を映して美しく咲いている馬酔木の花を手で取って袖に入れよう。


・咲き匂う馬酔木の花を手で取ろう


キーワード
天平宝字2年、春の歌


万葉集のページ<