巻3−336  雑歌   作者: 沙弥満誓


  
項目 内容
原文 白縫 筑紫乃綿者 身箸而 未者伎禰杼 暖所見
訓読 しらぬい 筑紫の綿は 身につけて 未だは著ねど 暖かに見ゆ
仮名 しらぬひ つくしのわたは みにつけて いまだはきねど あたたかにみゆ 
参考

・しらぬい:筑紫にかかる枕言葉


二口解釈
・筑紫の綿 未だ着ねども 身に着けて いるのを見れば 暖かに見ゆ


・未だ着ねど 暖かに見ゆ 筑紫の綿