巻3−337  雑歌   作者: 山上憶良


  
項目 内容
原文 憶良等者 今者将罷 子将哭 其被母毛 吾乎将待曾
訓読 憶良らは 今は罷らむ 子泣くらむ そを負う母も 吾を待つらむそ
仮名 おくららは いまはまからむ こなくらむ そをおうははも わをまつらむそ
参考




二口解釈
・憶良は この席を出よう 子は泣いて その子を負う母も 我を待つらむ


・子は泣いて 母は我待つ 席を立とう