巻3−338  雑歌   作者: 大伴旅人


  
項目 内容
原文 験無 物乎不念者 一坏乃 濁酒乎 可飲有良師
訓読 験なき 物を思はずは 一杯の 濁れる酒を 飲むべくあるらし
仮名 しるしなき ものをおもはずは ひとつきの にごれるさけを のむべくあるらし
参考




二口解釈
・甲斐の無い 物思い止めて 一杯の 濁れる酒を 飲むべきなりけり


・験なき 物を思わず 濁り酒