巻3−390  雑歌   作者: 紀皇女


  
項目 内容
原文 軽池之 ウラ廻徃転留 鴨尚尓 玉藻乃於丹 独宿名久二
訓読 軽の池の 浦廻行き廻る 鴨すらに 玉藻の上に ひとり寝なくに
仮名 かるのいけの うらみゆきみる かもすらに たまものうへに ひとりねなくに
参考




二口解釈
・軽の池の 淵行き廻る 鴨でさえ 玉藻に一人で 寝ないだろうに


・軽の池や 鴨すら一人で 寝はしない