巻3−425  挽歌   作者: 山前王


  
項目 内容
原文 河風 寒長谷乎 歎乍 公之阿流久尓 似人母逢耶
訓読 川風の 寒き泊瀬を 嘆きつつ 君が歩くに 似る人も逢へや
仮名 かはかぜの さむきはつせを なげきつつ きみがあるくに にるひともあへや
参考




二口解釈
・川風の 寒き泊瀬を 泣きながら 歩ける君に 似た人に逢えず


・寒風や 君に似た人はない 泊瀬川