巻3−454  挽歌   作者: 余明軍


  
項目 内容
原文 愛八師 栄之君乃 伊座勢婆 昨日毛今日毛 吾乎召麻之乎
訓読 はしきやし 栄えし君の いましせば 昨日も今日も 吾を召さましを
仮名 はしきやし さかえしきみの いましせば きのふもけふも わをめさましを
参考

・天平三年、秋七月大納言大伴卿亡くなった時の歌。


二口解釈
・未だここに栄えた君がいるのだったら、昨日も今日も私を召したであろうに


・君いれば 我を召さまし 昨日も今日も